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2008.08/05(Tue)

イイ漫画とは何か? 金魚屋古書店(7)

金魚屋古書店 7 (7) (IKKI COMIX)金魚屋古書店 7 (7) (IKKI COMIX)
(2008/07/30)
芳崎 せいむ

商品詳細を見る

~作品紹介~
国内外を問わず膨大な数の漫画古本を取り扱う『金魚屋古書店』を舞台とする。迷いや憂いを抱えた人、思い出を求める人、本を愛する人などがぶらりと立ち寄った金魚屋の古本に救われたり、代理店主の鏑木菜月とその周囲の人間が漫画を中心に織り成すショート・ストーリー。作中では実際にある漫画が使われており、比較的古い作品が中心だが欄外に簡易説明があるので特に問題はない。


セドリ屋カップルの進展や古本の「せり市」の話も興味深い内容でしたが、個人的にと言うか自分のように漫画ブログを書いている人や知人に漫画を薦める機会が多い人は第45話『白い漫画本』が印象に残ったのではないでしょうか。

美術学園に通う青年・小田島がそこに展示されている卒業生の絵に心惹かれる。どうすればこんな絵が描けるのか?と悩んでいる彼だったが書店に立ち寄った時に楽しみにしている漫画の単行本が出ている事に気付き購入する。
金魚屋古書店01
白紙。
この漫画の中で題材にされる漫画が白紙なんてのは初めてです。漫画そのものと言う漠然としたテーマだからでしょうか。

早速構内で読んでいると有望株と言われている優秀な先輩に声を掛けられ「そんな漫画読んでんの?オマエ見る目ないなあ。」と言われ、偶然話した小篠さん(彼は彼女の事を知らない)にもその漫画は苦手と言われ、イイ漫画とは何なのか?自分はモノを見る目がないのか?と苦悩する。

そんな時、冒頭で惹かれていた絵の前でその作者と出会い自分の気持ちをぶつける。
「このガッコウはオレ達の’見る目’を磨いてくれるところだろ?誰にも負けない’すばらしい作品’を見抜く目を!」

しかし彼は違うと言う。
「ここはお前自身がお前自身にとって’本当に心からいいと思えるもの’’この世界から見つけ出せる力’を与えてくれる場所だ」
’誰にも負けない素晴らしい作品’なんてものはこの世にないし、そんなものは要らないんだよ。」

多くの人が漠然と理解している事なんですがこうして言葉にするとすごく重みのある考え方だと思います。人の価値観は千差万別、自分の好きなものに対して自信を持つ事が自分にとって一番良い事なんでしょう。
そして再度先輩に漫画の事でツっこまれるも彼に迷いはない。
金魚屋古書店02

あまり知られていない漫画やそれほど評判の良くない漫画の中から自分が面白いと思えるモノに出会った時の喜びは一塩。ブログに書いている以上、彼のように自信を持って作品を紹介していきたいものです。

テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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2008/08/05(火) 18:36:43 | 私書箱

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